エンタメ紹介は満をじしてこのアニメ!!
メグが一期をみてハマりにハマり愛してやまないPSYCHO-PASSシリーズの最新作!「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパスPROVIDENCE」です!!
はじめにいいます。今作の評価は『ビミョー』この一言に尽きます笑
今回のキーワードになっている「シュビラの世界に法は必要か」という点は面白かった。一期の名コンビ。あかね様とコウガミコンビも良かった。
では、何がダメか。
「人間模様が薄い」
「SF要素ていうか小難しい内容を入れ過ぎ」
「この映画まで引っ張り過ぎ&10周年の集大成にしては内容が弱い」
の3点です。
こ難しすぎる問題
これは、ストーリーより製作陣の話になります。そういう話に興味ない人は飛ばしてください。
とにかくね。この話、ちょいちょい小難しいSF風な要素が多すぎるんですよ。沖方丁(今回の脚本家)の悪いとこ出まくってました。脚本が沖方・深見コンビで嫌な予感はしてました。そう、小難しく評判の悪い二期コンビ。よくない。期待してなかったのに普通に面白かったSSは人間模様が上手い吉沢さんの功績もデカいと思う。吉沢さんもSFに走るけど人間関係も上手いし。虚淵戻せないならせめて吉沢さんチームPSYCHO-PASSのレギュラーメンバーになって欲しいな。深見・沖方コンビも主題の問題定義(今作でいう「法は必要か」は上手いのに勿体無い!!)
そして、もうひとり。PSYCHO-PASSに足りない男。それは、「本広総監督」だと思う。複雑なストーリになりがちなアニメ畑に分かりやすいストーリーになりやすいドラマ畑の人が来たというからこそ成り立つバランスが良かった。人間ドラマ面白い!ハードボイルドカッコいい!バディーもの最高!って見てたら突然現れるSF感。このミックスこそPSYCHO-PASSの醍醐味。
そもそも、PSYCHO-PASSって本広さんが作り上げた企画じゃないの?
邦画ランキングベスト10が1作品除いて全部アニメのこの国で、唯一実写でベスト10に名を連ねた本広監督が敢えてアニメの世界にやってきたというメタ的感動作なのよ!!もっとPSYCHO-PASSにドラマ要素の風を吹かせてよ。
戻ってこい!!本広。(ついでにブーチーも、、、、笑)
メグは本広のPSYCHO-PASSがまた見たいよ。貴方が人を集め作り上げた作品。貴方がいなきゃ集大成とか言えません。
集大成?引っ張り過ぎた今作!
今作、3期と映画の前のストーリーになります。だからこそ、付箋回収が醍醐味と言いたかったんだろうけど。それにはストーリーが弱い。これ、大問題。普通の単体映画ならまぁまぁ面白い映画だったはずなのに。ひぱった分。何年か貯められた分。
ツマラナクカンジタ、、、、
アラタの特殊能力の理由も不明なまま終わります。そして、3期と映画見てるせいで誰が死ぬかわかった状態というのがうーん。
一緒に観に行った3期見てない彼氏の方が楽しそうだったし。。。時系列順にやった方が普通に楽しめたんじゃね。朱・コウガミコンビの話を10周年に持ってきたかったんだろうけど、、、、うーん。ミスだよね。大人の悪い事情しか感じなかった。
そして、その3期がつまらないというのが何より致命的。朱様主人公のデメリットってチートすぎる点だとメグは思う。一期は新卒の初々しい朱ちゃんだったし。ジェネシス1.2巻も「人より濁りにくい体質だけど全く濁りにくい」という危うさがハラハラさせられて面白かったのに、、、、なぜ、超能力者の免罪体質が主人公?強くなりすぎたオリジナルメンバーから変更した意味よ!!!!
朱様の結論
これは、まあ、わからなくもない。
ようは、「シビュラ世界に”法”は必要か」
この問いは良かったと思う。でも、PSYCHO-PASSの感想色々見て朱様のやったことは一般人からみたらただのテロだし。サイコハザードおきたかも知らない。無実の人の人生を巻き込んだかもしれないって意見みてなるほどなって感じた。結局さ、監視官の任期を10年にしてしまった為朱様を1係に残すにはというメタ的な考えが浮かんでしまう。折角新たなメンバーに入れ替えるなら。厚生省の官僚として苦悩する朱様✖️新1係メンバーていう2軸でよかったのになぁと考えてしまった。
SF要素
今回1番面白く感じたのは、医療版シビュラの存在。あれの近くなさ。巨大な人形いたよね。あれ、シビュラでいう巨大になった局長バージョンだよね。なぜ、大きいのか。そこにわくわくしますね。不思議な海のナディアに出てきた。アダムバリにワクワクする。そういう些細な妄想からたたせるSF要素サイコーです!!
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